いつもご覧いただきありがとうございます。
遺影写真は不思議ですよね。
見るときによって表情が変わって見えることありませんか?
私はよくあります。
これは遺影に故人の魂が入っていることで起こるようです。
専門用語では憑依(ひょうい)ともいいますが、
故人の魂がそのものに入り込んで、物体から仏体へと変化している現象です。
人や動物などにもとり憑くことはあるようですが、
やっぱり一番居心地がいいのは遺影写真なのでしょう。
お供えものをたくさんしていると、ほっぺがふっくらしてきたり、
写真の目の辺りから突然涙が流れてきたり。
また、こちらがにこにこしていれば、故人もおだやかな顔になったり。
反対に、悲しんで涙しているときは、故人の顔も悲しそうになったり、
それでも時間が経って家族が元気になれば、安心して表情が明るくなったり。
仏さまはいつも私たちの心とつながっているのですね。
よく故人は天国から見守ってくれている、と言いますが、
実際はすぐそばにおられるのではないでしょうか。
やはり日々のご供養は欠かせません。